安心安全は当たり前、感動してもらえる食品づくりを北海道稚内から。

 

先代は、樺太(現サハリン)生まれで昔からの船乗りでした。にしんや鱈を追いかけて海の上で男の勝負をしていたと聞いております。しかし、体力の限界を感じたのか先見の目があったのか60歳の時の昭和48年に中央水産を創業しました。最初の2年ほどは下請けの仕事をメインでしておりました。

昭和50年に乾燥機を導入し乾燥珍味の製造に力を入れ始めた矢先の昭和52年、200海里問題で漁獲量が激減し、それを取り巻く稚内の加工会社や船の状況は一変しました。おかげさまで工場には仕事があり昭和54年に工場も増築してこれからという時の昭和55年に病没。先代の意思を引き継ぎ、私が社長に就任しました。時代の変化に合わせて乾燥珍味から一夜干しに移行し弊社のヒット商品「一夜干し姫ほっけ」(商標登録済)を開発し、現在も弊社の売れ筋商品となっております。その後は、工場の増設に伴いクリーンルームの完備、加圧加熱殺菌機(レトルト釜)を導入し本格的に食品工場としての一歩を踏み出しました。その集大成として平成18年から「北海道のおせち」を開発、北海道の伝統的なお節を食べて頂こうと1年間かけて商品化しました。現在も毎年、味や原料を厳選し1年間かけて開発しています。これからは安心安全は当り前の事としてとらえながら、食べて感動を与えられる商品作りを皆様と供にしていければと思っております。

中央水産株式会社 代表取締役会長  中陳憲一

会社概要

中一 中央水産株式会社
所在地:北海道稚内市末広2丁目6番25号
創 立:昭和48年9月14日
資本金:1,650万円
取引銀行:北海道銀行稚内支店
稚内市信用金庫南支店
北洋銀行稚内支店
役 員:代表取締役会長 中陳 憲一
代表取締役社長 中陳 大樹
専務取締役   中陳 陽子
従業員:49名
仕入先:稚内機船漁業協同組合・稚内漁業協同組合・北海道ぎょれん 他
販売先:北海道ぎょれん・丸水札幌中央水産・(株)SL Creations・北海道給食資材(株)、他

沿 革

昭和48年 9月 魚体前処理を主体に操業開始
昭和50年 8月 現在地に食品第一工場設立、乾燥機2基設置
昭和54年 5月 工場増築、乾燥機1基増設
昭和55年 3月 初代社長(中陳長七)病没・現社長(中陳憲一)就任
昭和58年 9月 冷蔵庫、休憩室、事務所増築
昭和61年 12月 乾燥機1基増設
昭和63年 10月 前処理第二工場新築、乾燥機、冷蔵庫、研究開発・検査室設置
平成2年 12月 事務所、クリンルーム室増設/増資・資本金1,650万円
平成6年 3月 加圧加熱殺菌機(レトルト釜)導入
平成13年 1月 冷蔵庫新設
平成13年 5月 第三工場増設
平成21年 3月 スチームコンベクションオーブン導入